2007年と自分
年末、いろいろと忙しくなると思って東京に行かずにこちらに残ったものの、結局予定されると思っていたこともなくなったようなので、家で掃除をしたり、寝坊してみたりということをやってみたり。
というわけで、せっかくなので「2007年と自分」として今年1年が自分にとってどんな1年であったのか、と言うことを、ブログ読者(一体誰が読んでくれているのやら、わかりませんが...)の方々へのご報告として書いておきます。
年賀状には毎年前年の振り帰りを書いていますが、賀状を出していない方々にはブログにてご報告とさせていただきます。
去年、2006年という1年は自分にとって様々な意味で節目となった1年、これは一生忘れることはないでしょう。
博士学位を取得し、30歳という大台に乗り(!)、新潟にやってきて研究・教育の職に就いた。
やぱり、「節目」という意味では大きな年だった。
では、今年の1年はどういう年だったのか、というと去年同様おそらく一生忘れることのない、去年の「節目」以上の1年でした。言葉を当てはめるならば「試練」なのか、「正念場」なのか...
一昨年がとにかくまとめにむかって突っ走って、おかげで去年に節目を迎える事が出来、ことしは休もうとしたらドンと後ろから試練の海に突き飛ばされた、という感じですね。
就職してからとにかくドタバタの半年を終え、初めての新入生を迎え、再び新しい授業の講義準備に追われ、、同時にとんでもない量の授業をこなし、そのなかで初めての学会としての建築学会北陸支部大会ではこちらに来てからいろいろ地方大学の教員としての自分のやるべき事を考えて、「地域連携」と題されたシンポジウムにて地方大学の果たすべき役割を発表した翌日、新潟に戻ってきてゆっくりと休みを取ろうとしたら中越沖地震発生。
(まさに地震発生直前のブログには「今日はつかの間の休息をたっぷり取ろう」なんて悠長なことを書いていた...)
中越沖地震を経験していない自分には地震そのものの恐ろしさを感じたのと同時に、まさに被災地の大学にいる都市計画の研究者ということになり、当然の事ながら復興を全面的に支援する立場になる。
自分では役不足と思いつつも出来ること、やるべきと信じることをただただひたすらにやってきたという地震後の半年。
まさに神様が就職して安堵しようとしている俺を叩き起こした、という感じなのでしょうか。。。
とにかく、こんなにも悩み、行動して、相談し、再び悩み、凹んで、勇気づけられ、ということが繰り返されたことはなかったかもしれない。
支援しているつもりが、被災地の人達にどれだけ励まされたことか。立場が逆転状態。
この上ない極上の感謝です。
そんな中にも大学の仕事は着々と進み研究室の1期生の成長もめざましい。
「研究室は1期生が特に重要」と思っていたが、半分、諦めていたというかそこまで自分が出来るか期待していなかったかもしれない。しかし、これも学生の成長に励まされた。
やっぱり1期生は特別なのである。
彼らにも随分励まされ、勇気づけられてきた。これまたこの上ない極上の感謝。
とはいえ、11月には2期生を迎え入れる。1期生とはまた全く違うタイプの2期生。
まだはいってきて1ヶ月。今のところ彼らの指導は不安が一杯である。
しかし、自分の不安はよそに確実に動いていく2期生。
この辺はまた1期生とは違う意味での良い期待の裏切り方をしてくる。
これは極上とまでは言わないまでも喜びですね。感謝
初めて迎え入れた1年生にも随分頑張った。
おかげで他教員から「田口が来てから学生の作品水準が飛躍的に上がった」との言葉を頂く。
これははっきり言って僕の成果とは言えない。自分はただの下ごしらえ役。
新しい素材を今までとは違った下ごしらえをしてみたら、コックさんが旨く料理して、大変おいしい料理が的上がりつつある、といったところか・・・
しかし、こういったことはうれしい言葉。
来年以降も頑張る気が起きる。
これからもさらに味わいを増す素材である1年生に感謝
こんな波乱な1年を過ごして、いま、こうして1年を振り返ってみると、本当にいろんな人に出会えた。
それは地震が理由だったかもしれない、というか、はい。地震が全てを変えました。
地震がなければこんなに沢山の人に出会うことはなかった。
なんといっても町の人たち
イマイチ接点が持てずに居たが、今はどっぷり町に使っている。当初は高柳にばかり目が向いていたけれど今は柏崎の魅力にとりつかれている。これは町に人達と一緒に考えてきたから。
これは一個人として幸せこの上ない。
他にも地元の他大学の先生方や学生達。ご挨拶下手なのでいまいちちゃんと出来ていなかったのが一挙にネットワークになりました。他にも東京の先生方にも全面的にサポートしてもらったり。。。
とにかく、普通にしていたら出会うことの出来なかった人達ととにかく沢山出会うことが出来て、いろんな意味で自分がかなり成長した(せざるを得なかった?)1年でした。
いやはや、、、本当はまだ振り返るほど落ち着いている場合ではないのですが、まぁ年末くらいゆっくり振り返ろうじゃないか。
と、自分に言い聞かせる。
とにかく、「試練」「正念場」であったけれども、それは沢山の人達との出会いをくれて、自分が成長した。
こんなにも「感謝」の気持を持ったのも恥ずかしながら珍しいことかもしれない。